Excelで偶行、奇数行のみの合計を出す方法

季節の変わり目ですが、風邪などをひかないよう、ご自愛下さいませ。
どうも、けんゆーです。

大学の方で集中講義があったため、ブログを放置してしまいましたが、これから再び更新していこうと思います。

無料のブログとはいえ、毎日更新ができなくては、将来的に独自ドメインを取得したり、サーバーを借りたとしても、宝の持ち腐れになってしまいますからね。
年内に最低でも100記事は書きたい所存です。

さて、本題に入りますと、諸事情あってExcelで偶数行、奇数行の合計を出さなくてはなりませんでした。

具体的にこのような感じです↓
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スクリーンショットでも見えていますが、方法としては以下のようなものがあります。
偶数行の合計を出す場合……
=SUMPRODUCT((MOD(ROW(B3:B10),2)=0)*B3:B10)

奇数行の合計を出す場合……
=SUMPRODUCT((MOD(ROW(B3:B10),2)=1)*B3:B10)

私自身あまりExcelを詳しい方ではないですが、簡単に関数の解説をしますね。

MOD
  • 割り算したときの余りを求める関数
  • 行番号を2で割って奇数か偶数かを判定するために利用します
    • 奇数……2で割ったとき余りが1になるとき
    • 偶数……2で割ったとき余りが0になるとき
MOD(数値,序数)
ROW
  • 指定された範囲の行番号を返す関数
  • ここでは、MOD関数と組み合わせて偶数行、奇数行の番号を返すために使われます
ROW(配列1,配列2,配列3,...)
SUMPRODUCT
  • 対応する要素の積を出した後、さらにその合計を返す関数
  • 奇数行または偶数行の値の合計を求める際に利用します
SUMPRODUCT(配列1,[配列2],[配列3],...)

MOD関数を用いて偶数か奇数かを判定する→判定した後、ROW関数で、偶数 or 奇数の行番号を返す→SUMPRODUCT関数で偶数、もしくは奇数行の合計を出す

このような仕組みとなっています。

スクリーンショットにあるように、収入と支出などが交互にくる書類を作る際に使えますね。

Wordはそこそこ知識がありますが、Excelは全然分かりません(^_^;)
これを機に勉強して、MOSExcelでも受けてみようかな?なんて考えてます。

それでは、今回はこの辺りで筆を置かせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。